てぃーだブログ › 串六×九の!ロックとは心がけ次第に! › ソレを奇跡と人は呼ぶ

2008年11月20日

ソレを奇跡と人は呼ぶ

奇跡なんて長い人生で何度体験できるでしょうか?

僕には一つ奇跡と呼べるエピソードがあります。

それを話す為には少々時間を遡らなければならない・・・・・



僕の初恋は3歳。

同じクラスのMチャンに一目惚れだった。

しかし、時は無常にも二人を引き離す・・・・・ 

Mチャンの転校が決まり、クラスの全員の前で挨拶をするのを僕はただ呆然と見るしかなかった。
そんな時Mチャンに呼ばれ一枚の手紙とプレゼントを貰った。

僕は泣いて家に帰った。

プレゼントを空けて見ると、中には壁掛けタイプのレター入れ。
手紙にはこう書いてあった。

「急に転校になってごめんね。でもずっと友達だからね。これからは文通しようね」

三歳児の文通が始まった。

内容は覚えていない、3歳児の書く内容なんて今思えば下らない事ばかりだったと思うし、字も互いに汚かった。
でも、字を綺麗に書いたらカッコいいんじゃないかと思って練習していたらいつの間にかクラスで一番字が綺麗になって、学年でも1,2位を争う字を描く様になっていた。

そして、Mチャンからの何度目かの返信を見て物語りは回転していく。

「今度、チョコ持ってお家に遊びに行くからね。」

そう、その日は2月14日

今振り返って見ると、相当なマセガキだったと思う。

そして、毎年バレンタインデーとホワイトデーの一日だけお互いの家にチョコを持って会いに行くという奇妙な関係が続いた。
Mチャンは同じ村内に住んではいたが、小学校は別で、その関係は3歳から小6まで続いた。

中学校になったら、Mチャンと同じ学校になった。
思春期ど真ん中な事もあり、クラスが違うのもあり、お互いに意識してか、廊下ですれ違っても目も合わす事も無く、会話をするなんてもっての他だった。

転機が訪れた。

中2になってのクラス替え。

同じクラス。


しかも



席が隣・・・・


毎日心臓バクバク・・・・・・・

隣に居ても会話が出来ない。

ジレンマが募る。

そしてそのまま夏休みに突入。

夏休みも終わり、最初の授業の日。

彼女が見当たらない・・・・

先生「皆さんに残念なお知らせがあります。同じクラスメートのMさんが転校しました」


二度目の転校です。
彼女はまた僕の前から姿を消しました。   しかも、離島への転校です。

夏も終わりに差し掛かった頃、セミの抜け殻と自分をダブらせてしまいました。

僕は中3になっていました。
受験シーズン真っ只中です。
そして、手紙が届くのです。

Mチャンからはこうかかれていました。

「来年は高校生だね。自分はY高受けるよ」


   僕もです。

運命がまたしても転がり始めます。


高校入学。

変わった自分を見せようとアプローチの電話。

しかし、バイトで忙しくて会えないと言われ、僕に妙な胸騒ぎが・・・・・



Mチャンには彼氏がいた。

しかも、僕も友達だった。


その夜、僕は今まで溜めてあったMチャンからの手紙を全て燃やした。

彼女の思いでは僕の胸の中だけにある。





次は「手紙」


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